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懐かしの竹の子汁
先日、妙高高原の「ペンションぷる~く」さんから、たくさんの姫竹が送られてきました~^^。(ありがとうございます!!)
「ペンションぷる~く」は私がはるか昔、スキーのインストラクターをしていた時に居候させていただいていた宿。 家が近い人は自宅からスキー場に通えばいいのですが、私のように色々な地域から来ている人もいるので、そういう人には宿を紹介していただき、居候しながらスキー場でアルバイトをするのです。 居候と言っても、食事を食べさせていただくので、もちろんお手伝いをします。 朝6時起床。その後、お客様の朝食の準備。その後、私達も食事を摂ってからスキースクールに行きます。 確か、余ったおかずを頂いて、お弁当を作って持って行っていたよなぁ。 9時ぐらいからお昼、1時から3時ぐらいのレッスンがあって、その後、スキー研修をスクールの先生方にレッスンしていただき、4時半ころに帰宅。 その後、夕食の準備をお手伝いして、片づけして・・・大体9時ぐらいにはお仕事終了。 その後は自由時間で、よくペンションの旦那さんとお酒飲んでました(笑) 今思えばあの時から飲兵衛だったんですね!!(笑) そんな一日を過ごしながら、学生の時は冬のシーズンのほとんどを妙高高原で過ごしたのであります^^。 楽しかったなぁ^^。 そんな私は、冬だけでも飽き足らず、春の山菜取りのお手伝いや、秋のキノコ狩りや山栗拾いなど・・色々な体験をさせていただきました。 妙高に行って初めての体験は、6月に一斉に山開きする姫竹狩り。 その時の天候によってなのかも知れませんが、大体第2週か3週ぐらいだったかなぁ。 姫竹・笹竹と呼ばれている根曲がり竹の竹の子を、地元の方々と一緒に山に入って収穫するのです。 意外に奥深いところまで入って、大体2~3mぐらいの高さに生えている根曲がり竹が密集している所の根元に生えている竹の子を採ります。 みんな大きなカゴを背負って、男性なら大体40Kgぐらいの竹の子をカゴ一杯に採って山を降ります。 私もその時初体験でしたが、その楽しいこと! 夢中で採ったのを覚えています^^。 その姫竹を、山から降りたらすぐに下処理。 まずは、先のほうを少し切り落とします。(指でこじ開けてもOK) そして、皮を剥きます。 下のほうの包丁が入らないような固い所を切り落としたら出来上がり! 宿では、皮をむいて下処理した竹の子をそのまま20分ほど下茹でして、そのまま冷まし、さらに煮沸消毒したビンにビン詰めにします。 さらに煮沸して真空状態にした竹の子を、冬のスキー客の方のお出ししているのです^^。 アクもなく、ほっこりしているので、そのまま皮ごと焼いて焼き竹の子にしても美味しいし、天プラ、煮もの・・となんのお料理でもよく合います^^。 送られてきた箱の中に、お手紙が・・・ 「竹の子が採れたので送ります。妙高の竹の子汁はサバ缶、ジャガイモ、玉ねぎなどを入れて、最後に卵を流し込みます」 見てみると一緒にサバの缶詰が入っていました^^。 懐かしの竹の子汁を作ってみるか~ かつおだしの入った鍋に、ジャガイモと玉ねぎ、姫竹を入れて煮込みます。 ジャガイモに火が通ったらサバ缶を入れて、味噌を溶かして、最後に卵を流し入れたら…妙高の竹の子汁の完成!! 一口食べてみたら・・・あ~~~懐かしい味^^。 最初、サバ缶が入っている味噌汁に驚いたものですが、意外に美味しいのであります^^。 姫竹のホコホコとした食感が、新鮮なヤングコーンのような感じ。 美味しいくて懐かしい味でした^^。 今日は、姫竹の肉巻きと一緒にお昼ご飯。 幸せなまかないでございました^^。
by s-recipe
| 2010-07-07 18:40
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Comments(1)
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