|
|
カブの柚子漬け
これからカブが美味しい時期になってきます^^。
カブと一緒に、柚子が黄色く色づき始めてきたら作りたいもの・・・・・そう!カブの柚子漬け!! やっぱり冬にはこれを作らなくては!! カブが美味しい時期に、柚子は黄色くなり、柚子が終わるのと丁度同じ時期にカブの旬も終わります。 これって、合わせて調理してください!!ってお願いされているような組み合わせですよね^^。 先日、色づき始めた柚子が出回っているのを見て、早速、作ってみましたよ。 柚子はスライサーで薄く切ってスライスします。 私の愛用のスライサーはこれ! ![]() 合羽橋道具街で10年以上前に買った「キャベツスライサー」。 キャベツ専用だから厚さは調節できないのですが・・・ 千切りキャベツができるくらいの厚さって意外に食べやすい厚さなんですかね??? もっとこのぐらいの厚さに切りたかったのに・・・って事は今まで一度もありませんでした^^。 切れ味も抜群で、意外に使っているのにまだ研いだことがない・・・優れものなのであります。 このスライサーでシュッシュッとカブを薄切りにしてから塩揉みします。 水が出てきたら、水気を切ってから柚子漬けにしていくのです。 基本的に柚子漬けは甘酢のような感じで漬けるのですが、酸味はもちろん柚子果汁。 そこに甘味と塩味を入れていきます。 ・・・・とそこで、今回ちょっと一度やりたかった一工夫をしてみました・・・ それは、砂糖を加えないで作れないかなぁ・・・ということ。 というのも、カブの柚子漬けって昔からあるお料理ですが、昔はきっと砂糖とかを手にいれるのって難しかったのではないか・・っと思ったからなのです。 甘味はきっとみりんで調えていたのではないのかな?? 他にも昔の調味料で「煎り酒」というのもあるしなぁ・・ 「煎り酒」というのは、日本酒に梅干しを入れて煮詰めた調味料。 少し黄色みがかった透明な液体です。 江戸時代からずっと使われていた調味料のようですが、中期ぐらいから醤油が普及されてからは利用されなくなったのだそう。 これを知ったのも、私が最近ハマって読んでいる、高田 郁さん著「みをつくし料理帖」!の中に書いてあったのだ^^。 江戸時代の女料理人のお話なのですが・・・面白いくてハマってしまうこと間違いなしなので、お料理好きな方は是非読んでみてくださいね! ・・と話は脱線しましたが・・・ その煎り酒には、梅干しを入れるものや、昆布やカツオブシを入れて作った煎り酒もあったのだそう^^。 お漬物には昆布が合うし・・・昆布の煎り酒を作って加えてみたらどうだろう??っとやってみた。 10cmぐらいの昆布に酒をたっぷりと入れて、水分が煮詰まって少しトロッとするところまで煮詰めました。 冷めたらそこに、柚子果汁を加えます。 塩揉みして水気を切ったカブを入れて良く和えてみると・・・風味があって美味しい^^。 でも・・・少し酸味が足りないかなぁ・・・と思い米酢を足し・・・・ あれ??塩が足りないかな??・・・と塩を足し・・・・ ・・と味見をしながら作っていたら・・・やっぱり甘味も足りない!!っということで、少量の砂糖を足してしまった!(笑) あんなに煎り酒に凝って作ったのに、結局、現代の調味料に頼ってしまいました・・・><;(笑) 味が調ったので、柚子の皮をたっぷり入れたら・・・「カブの柚子漬け」の完成!! ![]() 柚子の香りがとてもよく、ずっと食べられてしまう美味しさ^^。 まあ、煎り酒を試せたことで十分かな^^。 ・・・・と自画自賛の私なのであります^^。(…レシピにするのは難しそうだ~><;。) その次の日のまかないは、カブの葉を使った丼ぶり。 カブの葉をジャコと一緒に炒めてます。 それをご飯の上にのせて、トロロと明太子を合わせたものをたっぷりと盛って、海苔とゴマをかけたら完成! ![]() カブの葉ってシャキシャキしていて美味しいですよね~^^。 意外にこれを楽しみにしてカブを買っていることも多いかも^^;。 残さずすべて完食いたしました^^。 カブを一つ買うと、色々なお料理に使えて大満足! これからのシーズンが楽しみだ~~^^。
by s-recipe
| 2010-10-21 19:47
|
Comments(0)
|
![]() | ||
![]() | ||
|
ファン申請 |
||